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「日医会長選は全員参加の形で」、原中・日医会長

スペシャル企画 2010年4月5日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

「直接選挙を含め、全医師会員が何らかの形で日医会長選挙に参加する方法が必要だと考えている。また、代議員のほとんどが開業医であることが、日医がバッシングを受けている一つの理由であり、勤務医の先生方の意見を反映させる仕組みも作っていく」 4月2日の日本医師会定例代議員会で、日医会長に就任したばかりの原中勝征氏は、代議員への質問にこう回答した。代議員会は、8つのブロック代表質問、11の個人質問のほか、これらに対する関連質問に対し、執行部が回答する形で展開された。ブロック代表質問8つのうち、5つが日医の組織形態・運営のあり方に関する内容で、個人質問でも同様の質問が相次いだ。 東京都代議員の江本秀斗氏は、次のように質問した。「日医の『医師の団結を目指す委員会』で幾つかの提案が出たが(『「日医改革委員会」の早急な設置を要望、日医委員会答申』を参照)、早急にかつ自らの意思で変更できるのは役員選挙の見直しではないか。先週、若手の開業医の先生方に聞いたが、誰が会長選挙に立候補しているかを知らない。まして各候補の考え方は分からない。先生方の現実的な問題は、地域医療貢献加算を算定するかどうかだ。私の出身大学...