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「規格の異なる後発品変更」支持、医師・薬剤師で倍以上の差◆Vol.1

医師調査 2010年4月6日 (火)  村山みのり(m3.com編集部)

2010年度診療報酬改定では、後発医薬品の使用促進のため、入院料に対する後発医薬品使用体制加算の新設、保険薬局に対する後発医薬品調剤体制加算の引き上げなど、様々な施策が行われた。さらに、処方せん発行医による「後発医薬品への変更不可」とする署名等がなく、患者に説明をして同意を得た処方せんについては、調剤薬局において、処方医に確認することなく含量違いまたは別剤形の後発医薬品に変更することができる「変更調剤」が認められた(具体的内容は文末参照)。 そこでm3.comは、院外処方を行っている医師会員、また保険薬局に勤務している薬剤師会員を対象に、後発医薬品の使用促進に関する改定をどのように考えているかについて、アンケートを実施した(回答者:勤務医204人、開業医199人、薬剤師204人/調査日:2010/03/30-2010/04/01)。結果を8回に分けて紹介する。 Q.1 2010年度診療報酬改定において、院外処方せんを発行した場合、薬局における含量違い、または類似した別剤形の後発医薬品への変更調剤が認められることとなりました。これについて、どのようにお考えですか。 Q.1-1 含量規格の...