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「剤形の異なる後発品変更」支持、医師24%、薬剤師70%◆Vol.2

医師調査 2010年4月7日 (水)  村山みのり(m3.com編集部)

Q.1 2010年度診療報酬改定において、院外処方せんを発行した場合、薬局における含量違い、または類似した別剤形の後発医薬品への変更調剤が認められることとなりました。これについて、どのようにお考えですか(変更調剤の詳細はこちら)。 Q.1-2 剤形の異なる医薬品への変更(先発医薬品:カプセル剤→後発医薬品:錠剤など) 「支持する」とした割合は、勤務医30.9%、開業医17.6%(医師全体23.4%)、薬剤師70.1%。医師では勤務医の方が開業医より支持する割合が高く、また薬剤師はこれを大幅に上回った。Q.1-1「含量規格の異なる医薬品への変更」とほぼ同じ傾向だが、薬剤師の「支持する」とした割合はQ.1-1より大きかった。なお、含量規格、剤形の変更ともに「支持する」とした回答は、勤務医は24.0%、開業医では13.1%、薬剤師は59.3%だった。 ◆ 支持する/支持しない理由(複数回答) 支持する理由について、医師の回答では、「医療費の抑制に寄与する」「患者の自己負担額が減る」がほぼ同数。「その他」では「患者が飲みやすい剤形を選べる」などの意見があった。支持しない理由としては、「異なる規...