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「銘柄処方」約9割、「一般名処方」は5%にすぎず◆Vol.3

医師調査 2010年4月9日 (金)  村山みのり(m3.com編集部)

Q.2 【医師のみ】現在、処方せんの発行は銘柄処方、一般名処方のどちらの方法で行っていますか。 勤務医の90.2%、開業医の82.9%が銘柄処方を行っており、一般名処方をしていると解答した医師はわずか5%程度、銘柄処方・一般名処方の両方の方法を取っている回答者を加えても、全体の15%にとどまった。自由記入欄では、「製品名で処方している間は後発医薬品の使用は進まない」「すべて一般名表示とし、1回服用時の用量を表示すれば、お互いに署名・報告等の必要がなく時間的・経済的ロスが解消する(変更不可の場合は製品名で記載)」「一般名での処方を進めてほしい。後発品の製品名では薬剤がすぐに分からず、ミスの起こる可能性がある」などの意見があった。 Q.3 【医師のみ】外来患者がより後発医薬品を選択しやすいようにするため、今改定により、保険医療機関及び保険医療養担当規則等に「保険医は、投薬又は処方せんの交付を行うに当たって、後発医薬品の使用を考慮するとともに、患者に後発医薬品を選択する機会を提供すること等患者が後発医薬品を選択しやすくするための対応に努めなければならない」との規定が盛り込まれました。 現在、...