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唐沢陣営との「野合」「共闘」はなかった- 森洋一・京都府医師会長に聞く◆Vol.2

スペシャル企画 2010年4月16日 (金)  聞き手・橋本佳子(m3.com編集長)

「唐沢先生と私の一本化に向けて動いた人はいるが、私は『第三の選択肢』として出馬した以上、信念を曲げることができなかった」(森洋一氏)。 ――改めてお聞きしますが、なぜ森先生と唐沢祥人先生の副会長推薦候補者が3人とも一致したのでしょうか。 3人の先生方の中には、私自身がどうしても出てほしかった人がいます。能力がある方には他陣営も出てほしいと思うでしょう。また唐沢前執行部の中にも、残っていただきたい人がいました。唐沢先生の方で、副会長候補として推薦したのであれば、私が常任理事として推薦するわけには行きません。 結果として、副会長の推薦候補が一緒になり、「野合」とか「共闘」とか言われましたが、本当にそうであれば、唐沢先生か私のどちらかに会長候補を一本化していたはずです。たまたま副会長の推薦候補者が同じになっただけです。 ――前唐沢執行部から残ってほしい、というのは、組織の継続性を考えてのことでしょうか。 私自身が言い続けてきたのは、「継続性のある強い日本医師会」ということ。この点については、他の候補はあまり言われていません。継続性のためには、やはり優秀な方は残したい。それは多くの方が考えてい...