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医療機関への調剤変更連絡、半数弱が「1回ごと」◆Vol.6

医師調査 2010年4月19日 (月)  村山みのり(m3.com編集部)

Q.8 【薬剤師】薬局において後発医薬品への変更調剤が行われた場合には、調剤した薬剤の銘柄等について、調剤薬局は当該処方せんを発行した医療機関に情報提供することが義務付けられています。現在、この情報提供は、どのような頻度・方法で行っていますか。 処方医への後発品変更連絡の頻度は、「1回ごと」が最も多く46.1%。次いで「1日分をまとめて」が32.8%だった。連絡方法は、FAXが最多で約6割を占めた。「その他」では「書面で直接手渡し」との回答が多く、「郵送」「お薬手帳」「患者本人が次回受診時に報告」などの回答もあった。薬剤師の回答者からは「処方医への連絡は不要にすべき」との意見もあった一方で、医師の回答者からは「薬局で後発品に変更した連絡があるのは60%程度(後日FAX)で、40%は全く連絡がなく、患者から変更を教えてもらう状況。連絡なしに適応外の薬品に変更されてしまい査定になったこともある」といった苦言も見られた。 【掲載スケジュール】 Vol.1◆「規格の異なる後発品変更」支持、医師・薬剤師で倍以上の差 医師回答では特に開業医で反対意見が多い傾向 Vol.2◆「剤形の異なる後発品変更...