日医連、西島氏の参院選での推薦撤回、結論出ず
レポート
2010年4月20日 (火)
村山みのり(m3.com編集部)
日本医師連盟は、4月20日、執行委員会を開催し、今年7月の第22回参議院議員選挙において、自民党公認の西島英利氏を比例代表選挙の日医連の推薦候補とするかどうかについて議論を行ったが、意見がまとまらず、各執行委員がこの議題を地元の都道府県医師連盟に持ち帰って会員の意見を聞いた上で、再度議論することとなった。4月末-5月早々に改めて執行委員会を開き、結論を得る予定。 西島氏は、2009年1月20日の執行委員会において日医連の推薦候補に認められ、39都道府県の医師連盟から推薦されている。しかし、この決定の後、2009年の衆議院議員選挙において政権が自民党から民主党連立政権に変わったこと、また日本医師会会長選挙において原中会長が選出されるなどの政治状況の変化を受け、この推薦について執行委員会で再度検討が行われた。 会見を行う藤川健二・常任執行委員、原中勝征・委員長、横倉義武・副委員長。 原中勝征・日医連委員長は、日医会長選挙において、西島氏の推薦を取りやめるべきだと主張していた。今回の推薦取り消し提案に当たっても、「日医執行部と現政権との間で医療制度について提案・議論のできる関係が構築されてき...
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