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後発品の使用「促進される」が約7割◆Vol.7

医師調査 2010年4月21日 (水)  村山みのり(m3.com編集部)

Q.9 薬局における後発医薬品への変更調剤を認めること、後発医薬品への変更を行った場合の処方せん発行医療機関への情報提供の義務化などにより、後発医薬品の使用はどの程度促進されると思いますか。 勤務医・開業医・薬剤師とも、「ある程度促進される」との回答が最も多く、全体の6割前後。「大いに促進される」と合わせると、回答者の約7割が「促進される」と考えている。なお、勤務医・開業医・薬剤師の3者間で、回答割合の傾向には大きな差は見られなかった。 Q.10 その他、ご意見等がございましたら、ご自由にお書きください。 【全般】 ・ 国民皆保険を維持するためには、医薬品のジェネリック化は必要。 ・ 後発医薬品を患者側が希望した場合に後発医薬品が処方されるようにすることには、全く異論がない。しかし、先発医薬品と後発医薬品に関する情報提供が、「後発医薬品は長年使用され、副作用が少ない薬品です」とか、「後発医薬品は先発医薬品と同じものである」等の、行き過ぎた形で行われていることや、一方通行的な「後発医薬品->先発医薬品」変更の誘導に、疑問を感じる。患者が、後発医薬品・先発医薬品双方についての公平な情報を得...