外来管理加算の算定「変化なし」が3分の2◆Vol.2
医師調査
2010年5月19日 (水)
村山みのり(m3.com編集部)
Q.3 外来管理加算を算定する患者数は、改定前後で変化しましたか 「変化なし」とする回答が約7割。「増加した」との回答は「1-5%未満増加」から「20%以上増加」の合計で15.4%、「減少した」との回答は同様に「1-5%未満」から「20%以上」の合計で16.7%。外来管理加算の算定における「5分ルール」を撤廃し、代わりに未受診投薬要請時には算定不可とする要件変更について、中医協で議論が行われていた際、委員の安達秀樹・京都府医師会副会長は、「財政影響はほとんどない」とする予測を示していた。なお、厚労省保険局は、この要件変更により、算定患者数の増加に伴い、約120億円の算定額増を見込んでいた。 Q.4 地域医療貢献加算を算定していますか 「算定している」が約4分の1。m3.comで地方厚生局・都道府県事務所を対象に行った電話調査では、4月1日時点の届出状況は全国平均で約2割となっており(医療維新『「地域医療貢献加算」算定届出は約2割、西高東低の傾向』参照)、今回のアンケートの回答はそれよりやや高い結果だった。一方で、「算定しておらず、今後もする予定はない」とした回答者は63.0%で、これは...
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