鳩山首相、谷垣自民総裁、日医パーティーで挨拶

日本医師会は6月1日、今年4月の役員選挙で誕生した新執行部の就任披露パーティーを都内のホテルで開催した。原中勝征会長は冒頭の挨拶で、今春の診療報酬改定について、「額は十分ではない」としながらも10年ぶりに引き上げられたことを評価、「医療崩壊を防ぐためには、医師数の増加や医療・介護費の引き上げが必要」と述べ、関係者への理解と協力を求めた。 パーティーには鳩山由紀夫首相のほか、谷垣禎一・自民党総裁も出席、民主党だけでなく、自民党などの国会議員が多数参加した。挨拶に立った国会議員は下記の通り。 鳩山首相は、「命を守る政治を心がけていきたい」とし、医師会とともに新しい医療の在り方を検討し、国民皆保険維持に努めるとした。谷垣総裁は、今後の医療を考える際には財源問題は避けて通れず、「社会保障目的税」の検討を明言。さらに、日本医師連盟が、来る参議院選挙の比例代表選挙に出馬する、民主党公認で新人の安藤高朗氏を「推薦」、自民党公認で現職の西島英利氏は「支援」としたことについて、鳩山首相、谷垣総裁ともに感謝の意を表した。 【挨拶した国会議員】（挨拶した順） 鳩山由紀夫・内閣総理大臣 江田五月・参議院議員議...