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「民主党 vs. 自民党」、マニフェスト比較

スペシャル企画 2010年6月22日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

民主党と自民党が6月17日にそれぞれ記者会見を開きマニフェストを公表、7月11日投票の参議院議員選挙の主要政党のマニフェストが出揃った。 菅直人首相が17日の民主党の記者会見で、「自民党が提案している10%を一つの参考にしたい」と言及したことで、参院選は「消費税選挙」の様相を呈している(『「消費税10%」に菅首相言及、「使途は社会保障に必ずしも限らず」』を参照)。 まず全体的な評価としては、6月20日に開催された、「新しい日本を作る国民会議」(21世紀臨調)主催の「政権実績・参院選公約検証大会」では、経済同友会や連合、全国知事会、民間のシンクタンクなど、計8団体が民主党と自民党のマニフェストを採点、100点満点で民主党は「21~64点」、自民党は「30~54点」といずれも厳しい評価だった。 民主党のマニフェストは、「2009年の衆議院議員総選挙のマニフェストがあり、それを補完するのが今回のマニフェスト」(玄葉光一郎・政調会長)という位置づけであり、重点政策を中心に取り上げた内容になっている(Manifest2010)。このため、公約検証大会では、「どこが維持され、どこが追加あるいは削除...