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今改定の勤務医負担軽減策、4分の3は「有効だと思わず」◆Vol.4

医師調査 2010年7月7日 (水)  村山みのり(m3.com編集部)

Q.4 2010年度診療報酬改定において実施された病院勤務医の負担軽減策は効果があると思いますか。 「あまり有効だと思わない」が最多で、約半数を占める。「全く有効だと思わない」と合わせると72.9%で、回答者の約4分の3は今回の診療報酬改定において実施された病院勤務医の負担軽減策の効果を疑問視していることがうかがえる。一方で「ある程度有効だと思う」は22.4%、「大いに有効だと思う」とした回答者はなかった。 Q.5 今改定では、「病院勤務医の負担軽減および処遇改善に資する体制の整備」を要件とする点数が3項目から8項目に拡大しました。以下の点数を算定していますか。(複数回答) 勤務医の勤務時間の把握、勤務医負担軽減計画の策定・達成状況の報告など、「病院勤務医の負担軽減・処遇改善に資する体制の整備」を要件とする点数について、「算定していない」とした回答者は26.8%。7割以上では、いずれかの点数を算定している。個別の点数では、「総合入院体制加算」(2010年改定により、「入院時医学管理加算」から名称変更)が最も多く、56.3%。次いで「栄養サポートチーム加算」、今改定で要件が緩和された「医...