1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 日医連推薦・支援の3候補、参院選でいずれも落選

日医連推薦・支援の3候補、参院選でいずれも落選

スペシャル企画 2010年7月12日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

第22回参議院議員選挙の投開票が7月11日行われ、日本医師連盟が比例代表候補として「推薦」した民主党の安藤高夫氏(新人、医療法人永生会理事長)が落選、そのほか、「支援」とした自民党の西島英利氏(現職)、みんなの党の清水鴻一郎氏(元衆議院議員)も同じく落選という結果に終わった。 日医連は昨年1月に西島氏の推薦を決定していたが、今年4月の日本医師会会長選挙で、民主党とのパイプを強調した原中勝征氏が当選、その後、推薦候補を安藤氏に変更した経緯がある。安藤氏は、日医連のほか、日本医療法人連盟、日本病院会政治連盟、全日本病院会政治連盟など、各種医療関連の政治連盟の推薦を受けており、日医連と病院団体が統一の推薦候補を出したのは、初めてのことで、その当落が注目されていた。 一方、日本歯科医師連盟が支援する西村正美氏(民主、新人)、日本看護連盟の組織代表の高階恵美子氏(自民、新人)、日本薬剤師連盟の組織内候補の藤井基之氏(自民、元参議院議員)はいずれも当選、日医連・病院団体の推薦・支援候補とは対照的な結果となった。 落選が確実になり、記者会見する安藤高夫氏(中央。7月12日午前3時半すぎに安藤氏の選挙...