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3次救急、NICUを持つ市立病院は「県立」相当 - 松戸市長・本郷谷健次氏に聞く◆Vol.2

インタビュー 2010年8月24日 (火)  聞き手・橋本佳子(m3.com編集長)

本郷屋健次氏は、「市の会計から負担することを否定はしないが、県、あるいは広域で支えるべき機能を松戸市立病院は担っている」と語る。 ――地元の松戸市の医師会は、病院移転計画を支持していますが、その理由をどうお考えでしょうか(松戸市医師会のホームページを参照)。 政治的に、前市長を支持していたからではないでしょうか。しかし、市長選が終わり、コンセンサスは得たわけです。また、先ほども言いましたが、私の一番の思いは、移転計画を阻止すること。だから「現地での建て替えを検討する」と言っているだけであり、医師会がいまだに反対される理由はよく分かりません。ただ、先日、会長以下、医師会の方にお会いしましたが、「結果的に良い病院ができればいい」とのことだったので、基本的な方向性は同じだとは思っていますが。 ――松戸市立病院に勤務する医師へのアンケートでは、移転案支持者が多く、回答医師の約7割は、「現地建て替え、規模縮小」案には反対する意見が多かったと聞いています。 そのアンケートは、市長選挙が終わった後、かつ私がまだ就任する前に行ったものです。就任後、病院長と、この8月1日付けで病院事業管理者に就任してい...