「菅首相には医療費増加、医師確保の方針堅持を期待」、日医

「私は小沢氏、菅氏、どちらの支持でもない。民主党にはマニフェストの実行を期待する」と強調する原中勝征会長。 日本医師会会長の原中勝征氏は9月15日、記者会見を開き、「菅首相の民主党代表再選について」を公表、代表選挙で政策的な動きはやや停滞したものの、再選された菅直人首相にはリーダーシップを発揮し、医療費増額、医師確保など、昨年の衆議院議員選挙のマニフェストで打ち出された方針を堅持していくよう求めた。 代表選挙の公示後、小沢一郎・元幹事長と接触したことを質された原中氏は、菅首相とも電話で話をしたとし、「どちらの支持でも、選挙協力もしていない」とした。民主党の国会議員らが参加する集会に出席したことについては、「小沢氏支持、菅氏支持の双方の国会議員が来ていた。片方を支持するための集会ではなく、新人の国会議員について医療問題について話す場だった」と説明。さらに小沢氏の処遇に関する質問には、「私は政治家ではないので、それを言う立場にはない。民主党が分裂せずに、マニフェストを実行していくことを希望する」とした。 医療費増額を求める日医にとっては、来年度予算がまず焦点になる。8月末の概算要求について...