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インフルエンザ専門家会議、行動計画・ガイドラインの見直しに着手◆Vol.65

スペシャル企画 2010年9月15日 (水)  村山みのり(m3.com編集部)

足立信也・厚生労働大臣政務官は、「最初は高病原性を意識しながら対応し、途中で状況に応じて順次切り替えていく計画が一番現実的」と指摘した。 9月15日、厚生労働省・新型インフルエンザ対策推進本部は、新型インフルエンザ専門家会議(議長:岡部信彦・国立感染症研究所情報センター長)を開催した。 「新型インフルエンザ(A/H1N1)対策総括会議報告書(2010/06/10)」(『新型インフル対策総括会議、提言案取りまとめ◆Vol.63』を参照)、「高病原性鳥由来新型インフルエンザ対策再構築について(2010/08/27、内閣官房新型インフルエンザ等対策室)」を踏まえ、2009年2月に取りまとめた新型インフルエンザ発生時の行動計画・ガイドラインの見直しを行うことを目的としたもの。 今後、(1)公衆衛生対策(サーベイランス、水際対策、自治体・企業の対応等)、(2)ワクチン、(3)医療体制(抗ウイルス薬、医用品等を含む)、(4)広報・リスクコミュニケーション、の4テーマについて作業班を設けて各分野で検討を進め、今年11月上旬に行動計画の見直し意見案の作成、下旬に専門家会議としての行動計画見直し意見を取...