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医科歯科大・東大の「二強」は不変、大学本院の「1位希望」減少

レポート 2010年10月4日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

2010年度医師臨床研修マッチング(2011年4月から研修開始)の「中間公表」の結果が、10月1日公表された。79の大学病院本院を1位希望として登録した数(1位希望人数)でランキングすると、2009年度に引き続き、トップは東京医科歯科大学、2位は東京大学という順位は変わらず、「二強」の様相を呈している(2009年度の結果は、『1位東京医科歯科大、2位東大は前年度と変わらず』、市中病院・大学病院分院のランキングは『人気病院健在、1位国立国際医療研究センター、2位聖路加国際病院』をそれぞれ参照)。 3位は杏林大学(2009年度17位)、4位京都府立医科大学(同44位)、4位東京女子医科大学(同5位)は、いずれも順位を上げている。一方、2009年度3位だった順天堂大学は20位にダウン。 この京都府立医科大学は最も順位を上げており(44位→4位)、以下、近畿大学(60位→23位)、愛媛大学(65位→30位)、名古屋市立大学(60位→26位)などと続いた。 また、「1位希望人数」を募集定員で割った「充足率」で見ると、100%を超えたのは、東京慈恵会医科大学(9位、102%)と名古屋市立大学(26...