人気病院健在、1位国立国際医療研究センター、2位聖路加国際病院
レポート
2010年10月4日 (月)
橋本佳子(m3.com編集長)
10月1日に公表された2010年度医師臨床研修マッチングの「中間公表」の結果を見ると、市中病院と大学病院分院を合わせ、「1位希望人数」が20人以上だった病院は計42病院に上った。内訳は市中病院が36病院、大学病院分院は6病院だ。 これらをランキングすると、トップは国立国際医療研究センター、2位聖路加国際病院、3位国立病院機構東京医療センターという結果だった(79の大学病院本院の結果は、『医科歯科大・東大の「二強」は不変、大学本院の「1位希望」減少』を参照)。 いずれも人気研修病院で、ランキング上位の“常連組”。これら3病院を含め、上位10病院中5病院が東京都内の病院が占めた。上位20病院では9病院が都内だ。 6つの大学病院分院を見ると、東邦大学と埼玉医科大学では、「1位希望人数」が本院を上回っている。東邦大学医療センター大橋病院(15位、募集定員27人、1位希望人数30人)、同大森病院(38人、25人)、埼玉医科大学総合医療センター(38位、49人、21人)、埼玉医科大学病院(55人、17人)だった。 さらに、「1位希望人数」を募集定員で割った「充足率」で見ると、100%を上回っている...
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