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2012年同時改定のカギは「療養」と「在宅」の連携◆Vol.9

レポート 2010年10月8日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

「適切な医療費を考える民主党議員連盟」の第9 回総会が10月7日、開催された。従来、会長だった桜井充・参議院議員が財務副大臣に就任したのに伴い、政務三役は議連役員を兼務できないことから会長を交代、新たに中野寛成・衆議院議員が就任した。 桜井氏は「議連の発足当時は、政策調査会や各部門会議がなかったが、現在はできたので、今後、この議連の意義を考えなくてはいけない」と述べつつも、議連の重要性は認め、「これまで医療分野は抑制され、相当苦労させられた。『私は医療費を削減する立場にはない』と言っており、厚生労働担当の主計官も困っているようだが、議連の声を反映させる形でやっていきたい」との考えを示した。 総会の冒頭挨拶する、桜井充・財務副大臣。 一方、中野氏は、医師免許を持つ桜井氏が会長を務めていたことを踏まえ、「今後は利用者側からの立場から見ていく。医療を抜きにして、『国民の生活が第一』という民主党のキャッチフレーズは守れない。桜井氏は財務副大臣として国の予算を握った方であり、いかようにも使うことができるが、使いすぎると、『税制改正プロジェクトチーム』が困る。バランスを取りながらやっていきたい」と...