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「ねじれ執行部の心は予想以上に一つ」、原中日医会長

レポート 2010年10月25日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

原中日本医師会会長は、臨時委員会の冒頭、約17分にわたり、挨拶した。 10月24日の第123回日本医師会臨時代議員会の冒頭で挨拶した原中勝征・会長は、今年4月の会長就任以降を総括し、副会長は3人とも自らの推薦者ではない、“ねじれ執行部” であっても、「この6カ月間、本当に自分が予想した以上に、新執行部が心を一つにして、会員、国民のために医師会がどうあるべきかを論じてきた。その結果が少しずつ出ているのではないかと思っている」との見解を述べた。 日本医師会会長選挙の在り方のほか、診療報酬については、基本診療料のあり方と介護報酬の同時改定という、二つのテーマについてプロジェクト委員会を設置、検討を進めているとした。民主党議員、あるいは厚労官僚とも話し合いを重ねていることを強調、医療費や医療崩壊の問題を解決に向け、待ちの姿勢ではなく、医師会側から提案していく姿勢を重視するとした。 注目されたのが、「地域の医師会に全員入っていただくような、法律改正をお願いしなければいけないと思っている」との発言。これに対し、荒木譽達・東京都代議員は、「マスコミなどが開業医と勤務医との関係を誤解して報道しているの...