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医療を取り巻く環境「来年は良くなる」はわずか3%◆Vol.1

医師調査 2010年12月21日 (火)  村山みのり(m3.com編集部)

2010年は医療界にとって、また医療に携わる人々にとって、どのような年だったのか--。m3.comでは、この1年を振り返り、また来年への展望をうかがうため、『アンケート:2010年の医療界』を実施した(実施日:12月14-15日、回答者:m3.com医師会員1013人〔うち勤務医540人、開業医473人〕)。質問内容は、今年の医療界全体ならびに回答者ご自身の勤務環境の去年との比較・来年の予想、今年の10大ニュース、今年のキーパーソン、来年の注目トピックスなど。結果を6回に分けて紹介する。 Q.1 今年(2010年)の医療界ならびに先生ご自身の仕事環境について、昨年・来年と比較した所感をお答えください。 <医療界> Q.1-1-1: 今年(2010年)の医療界を取り巻く環境*は、昨年(2009年)と比較してどうでしたか? *医療政策、メディアでの報道、世間一般の医療に対する見方など総合的に見て 「良くなった」の割合は、勤務医7.0%、開業医2.5%。2009年末に行った同様の調査では、勤務医・開業医ともに3%台であり、勤務医では「良くなった」と感じている回答者が若干増加した結果となった。...