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「何をしても儲からなくなった」「同時改定に注目」◆Vol.6

医師調査 2011年1月7日 (金)  村山みのり(m3.com編集部)

Q.6 医療分野についてのご意見・ご提言、2011年の目標などをご自由にお書きください。(開業医の回答) ◆診療報酬・診療報酬改定 ・ やはり2011年最大の関心事は2012年度の医療・介護同時改定に向けた議論。宙ぶらりんの療養病床の扱いも含め、どうなるかしっかりと見ていきたい。 ・ 国民医療の最初の窓口とも言える、開業医に対する冷遇に、憤懣やるかたなし。 ・ 自殺者3万人を超える時代に、2010年度改定において、その最前線で戦っている精神科診療所の技術料(通院精神療法)を大幅に引き下げたことに納得がいかない。その根拠は何か、全く説明がなかった。官僚はいったい何を考えているのか。 ・ 厚生労働省の政策は、どうすれば医療費を削減できるかが根本にある。改定のたび振り回され、意欲が下がる。 ・ 改定ごとに悪化している状態。また改定のたびに飴と鞭を使っているのがよく分かるが、当方には鞭ばかりが来ていると思う。 ・ 数をこなす診療科と、そうではない診療科と、もっとはっきり区別した点数がほしい。 ・ 診療報酬を過疎地での点数配分を多くしていかないと、医療がさらに崩壊する。 ・ 何をしても儲からなく...