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「特定看護師の業務は医行為か」、医師法改正の必要で議論◆Vol.14

レポート 2011年1月18日 (火)  村山みのり(m3.com編集部)

厚生労働省・チーム医療推進会議(座長:永井良三・東京大学大学院医学研究科教授)は1月17日、第4回目の会合を開き、2つの下部組織「チーム医療推進方策検討ワーキンググループ(WG)」(座長:山口徹・虎の門病院院長)、「チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループ(WG)」(座長:有賀徹・昭和大学救急医学教授)から現在までの検討状況、今後の議論における論点について報告を受けた。 チーム医療推進方策について、山口氏はチーム医療を急性期・救急医療、回復期・慢性期医療、在宅医療の3つのステージに分け、具体例を収集して今年度中に事例集またはガイドラインの形で取りまとめる方針を示し、同時にチーム医療の評価をいかに行うかが大きな課題であると説明。有賀氏は、特定看護師(仮称)・看護師の業務範囲について、(1)大学院修士課程等において一定の系統的な教育・研修を受けた看護師が実施すべき業務・行為群、(2)医療現場等で一定のトレーニングを積み重ねた看護師が実施すべき業務・行為群、(3)現行の看護教育等で対応可能であり、看護師のさらなる活用が望まれる業務・行為群、に整理する案(『看護師の業務範囲、「特定...