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最短で2013年度の医学部新設目指す - 財団法人厚生会仙台厚生病院理事長・目黒泰一郎氏に聞く◆Vol.4

インタビュー 2011年2月8日 (火)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

目黒泰一郎氏は、「一番のハードルは、国が医学部新設を認めてくれるかだ」と指摘する。 ――今後、どんなスケジュールを予定されているのでしょうか。 まず2月中に、最終的に連携先の私立大学を決定したいと思います。その結果を3月の上旬から中旬に開く、お互いの理事会で承認してもらう。1月11日に、仙台厚生病院の理事会で承認してもらったのは、「医学部新設を目指すことを前提にした情報収集活動、あるいは連携先を探す活動」を実施すること。つまり、おおまかな方向性を承認してもらっただけで、法人の定款の変更など、具体的なことは諮っていません。 ――3月に予定している理事会は、正式に医学部新設の準備を進めることについての承認を得る予定でしょうか。 はい、具体的な連携先も含めて、また準備室も立ち上げることについての承認です。ですから2月中に確実にやっておきたいのは、連携先を東北福祉大学に絞り込んでいいかの決定です。そして準備室を立ち上げる準備は始めておきます。一方、大学側も準備室の準備をすると思います。準備室を立ち上げたら、お互い得意なところをやり、連携していく。そんなイメージをしています。 さらには連携先の病...