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丸2日間バックを押した日、呼吸器内科を志す ‐ 日本呼吸器学会理事長・永井厚志氏に聞く◆Vol.3

インタビュー 2011年1月25日 (火)  聞き手・まとめ:星良孝(m3.com編集部)

「1人の命を救ったことが転機」と話す永井厚志氏。 ──7つの簡単なアンケートをお願いします。座右の銘を教えていただけますか。 「楽天的に、あきらめない」ですね。医師として、誰も救えない命を助けるという局面でいつも考えることですね。 ──学会としての今年の抱負は? 「新たな挑戦の年」です。 和文誌であった日本呼吸器学会誌を英文誌にします。国際的に言葉を表明していこうと。日本の医学、医療はこれだけ進んでいると海外に示し、きちんと議論していきたい。 日本人特有の疾患、状態が多く、そうしたものの診療を正しくできるよう目指したいと思います。学会が一般社団法人に変わる。内部の役員の構成が変わったり選挙の方法が変わったりして、統治体制が変わる。日本呼吸器学会の新たな方向性を打ち出していきたいと思います。 ──個人としての今年の抱負はどうでしょうか。 「自分のできる範囲で身の丈を超えてやりたい」ということでしょうね。 ──若手医師に薦める書籍はありますか。 ジョン・B・ウエスト...