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チーム医療のガイドライン(案)次回会議に提示へ◆Vol.17

レポート 2011年2月9日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

厚生労働省の「チーム医療推進会議」の「チーム医療推進方策検討ワーキンググループ(WG)」(座長:山口徹・虎の門病院院長)の第6回会議が2月9日開催され、前回までの議論を整理した「チーム医療推進のためのガイドライン(仮称)策定に向けて」についてディスカッションした。9日に出された意見を踏まえて、次回3月2日の会議に、ガイドライン(案)を提示、さらに今年度内に1回程度会議を開催し、ガイドライン策定を目指す。 「チーム医療推進のためのガイドライン(仮称)に向けて」は、基本的な考え方、急性期から慢性期、在宅医療など、各分野におけるチーム医療に関する基本的な考え方を整理した上で、「先行事例」が提示される構成(下記を参照)。9日の議論では、チーム医療推進に当たって電子カルテなどIT(情報技術)による情報共有の重要性や、医師とコメディカルとの役割分担における「グレーゾーン」部分についての法的な整備の必要性などの追加を求める意見が出された。 「チーム医療推進方策検討ワーキンググループ」は今年度内に、2回程度会議を開催し、チーム医療に関するガイドラインを策定する予定。 また2011年度から厚労省は、「チ...