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水・食料品の備蓄「3日分以下」が最多◆Vol.2

医師調査 2011年4月17日 (日)  村山みのり(m3.com編集部)

Q.4 ライフラインの途絶に備え、必需品等の備蓄を行っていますか Q.4-1 飲料水(1人当たり3リットル/日を想定) Q.4-2 飲料水以外の水 Q.4-3 食料品(職員用) Q.4-4 食料品(患者用) 病院の回答では、飲料水、飲料水以外の水、職員用食料品、患者用食料品ともに、「3日分以下を備蓄」とした回答が最も多かった。「1週間分以下を備蓄」との回答も、それぞれ1割程度見られた。一方で、「備蓄していない」とする回答も2、3割を占めた。 診療所の回答では、「飲料水」を除き、「備蓄していない」との回答が6割以上に達した。ただし、有床診療所では、患者用食料品について4割が「備蓄している」とするなど、無床診療所に比べて必需品を備蓄している施設が多い傾向が見られた。 自由意見欄では、「井戸を設置している」「災害用の食料・飲料水、医薬品の備蓄は3日あれば良いと行政に指導されてきた。今回の震災で3日では足りないと感じた。しかし、備蓄の費用、保管場所などを考えると民間病院ではそれ以上の災害対策は困難」「隣にコンビニエンスストアがあり、地震により停電等になった場合、商品を引き取り、職員用の食料とす...