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自家発電装置の稼働、「24時間以下」が半数◆Vol.4

医師調査 2011年4月24日 (日)  村山みのり(m3.com編集部)

Q.5-1 貴院では、非常用の自家発電設備を設置していますか。また、設置している場合、備蓄燃料による自家発電機の稼動可能時間をお答えください。 Q.5-2 (設置している施設のみ)備蓄燃料による自家発電機の稼動可能時間 非常用の自家発電装置について、「設置している」とした回答は病院では87.3%。一方、診療所ではわずか6.8%にとどまった。設置している医療機関における、備蓄燃料による自家発電機の稼働時間は、「12時間以下」が最多で病院32.8%、診療所35.7%。また、病院・診療所ともに「24時間以下」が約半数を占め、多くの施設では自家発電装置は原則として短期的な停電に備えたものであることがうかがえた。ただし、「48時間以下」から「72時間以上」とした回答者も、病院・診療所ともに3割前後見られた。 自由記入欄では、「水冷式の非常電源は水がないと間もなくストップするので、空冷式が必要と痛感」「今回のような長時間の停電は考えていなかった。また、県内全体が停電となり、急患の移送もできなかった。幸い、死亡に関連する事態はなかったが、検討したい」などの意見があった。 Q.6 停電が発生した場合、...