計画停電、半数強は「一部制限して診療」◆Vol.5

Q.7 診療時間中に計画停電（2-3時間程度）が実施される場合、どのように対応しますか 病院・診療所ともに「一部制限して診療」が最も多く、それぞれ58.7％、42.0％。次いで、病院では「通常通り診療」が24.7％、診療所では「停電を避け、診療時間を通常と変更」が31.2％だった。「休診」は病院3.3％、診療所13.2％だった。 Q.8 貴院の所在地域で、計画停電は実施されましたか。また、実施された場合、行った対応、苦慮されたことなどをご記入ください（任意）。 回答者のうち、病医院が東京電力の管轄地域（栃木・茨城・群馬・千葉・神奈川・東京・埼玉・山梨・静岡県富士川以東）に所在するのは4割強。病院では10.0％、診療所は6.8％が「計画停電が実施された」と回答した。 計画停電が実施された施設では、自家発電・非常用電源などで対応を行ったところも多かった。ただし、リハビリや検査など、一部の診療を制限したとの回答、「自家発電では電圧が安定せず、レントゲンや血液検査の分析機が使えない」などの意見もあった。「暖房がなく寒かった」「給食の配膳に手間がかかった」「トイレ使用の制限」など、生活インフラ関...