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災害用通信回線「設置」は3割に過ぎず◆Vol.6

医師調査 2011年5月1日 (日)  村山みのり(m3.com編集部)

Q.9 災害時用の通信回線(防災無線、災害時優先電話、衛星電話など)を設置していますか 災害時用に、防災無線、災害時優先電話、衛星電話などを「設置している」とした医療機関は、診療所では15.1%、病院でも43.0%にとどまった。 Q.10 以下の機関との間で、災害時の連携・応援体制について策定していますか。定めているものをすべてご選択ください【複数回答】 グラフは病院・診療所の回答の合計が多い順。病院・診療所別に見ると、病院では「消防署」が最多で44.0%、次いで「所在地域の自治体」41.3%、「所在地域の医師会」34.3%。「策定していない」は30.0%だった。診療所では、「所在地域の医師会」と連携・応援体制を策定しているとの回答は31.7%見られたものの、それ以外の機関との連携についてはいずれも1割以下にとどまり、「策定していない」とした施設が6割を占めた。 自由記入欄では、「自分の施設だけでなく、地域全体の問題として対策を練り直す必要がある」「少し離れた他院との防災協定が必要」などの意見があった。 Q.11 東日本大震災を受け、災害時の対応マニュアル、施設・設備、備蓄品などの見直...