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1位国立国際医療研究センター、2位に沖縄県立中部病院が躍進

レポート 2011年10月3日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

9月30日に公表された、2011年度医師臨床研修マッチングの「中間公表」の結果を基に、市中病院、大学病院分院の1位希望として登録した人数(1位希望人数)でランキングすると、トップは国立国際医療研究センター戸山病院。同病院は2010年も1位で、「1位希望人数」は2010年の64人から103人と大幅増となった。大学病院本院でも、三ケタになったのは、東大のみ(大学病院本院のランキングは、『東大強し、研修先人気トップ、震災の影響は軽微か』を参照)。 2位は沖縄県立中部病院、3位は聖路加国際病院と国立東京医療センターで、これら上位陣は人気ランキングの常連組だ。 「1位希望人数」が20人を超えた市中病院、大学病院分院は計44病院で、2010年の42病院から微増。注目の一つは、21位の岩手県立中央病院。2010年度は、定員19人に対し、1位希望人数は12人だったが、2011年度は26人と2倍以上に増加。同県の岩手医科大学の5人を大幅に上回っている。 「1位希望人数」を募集定員で割った、「充足率」を見ると、100%以上となったのは、44病院中41病院に上る。武蔵野赤十字病院(6位、420.0%)、東京...