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「診療報酬プラス改定の方向で」、民主・柚木道義議員

レポート 2011年11月15日 (火)  京正裕之(m3.com編集部)

民主党の厚生労働部門会議に設置された医療・介護ワーキングチーム(座長:柚木道義衆院議員)は11月15日の会議で、2012年度の診療報酬と介護報酬の同時改定に向けた中間報告の論点整理を行った。非公開だった会議の終了後、柚木座長は、「前回の診療報酬改定に続いて、プラス改定ベースでなければいけないという中間報告をしようと思う」と語り、プラス改定の方向性とする考えを述べた。 民主党の医療・介護ワーキングチームの座長を務める柚木道義衆院議員。 ワーキングチームの中間報告は、11日16日の民主党の社会保障と税の一体改革調査会で柚木座長が報告。その上で、11月最終週から12月1週目をメドに最終的な提言をまとめる。 柚木座長は、「2010年度の改定が10年ぶりにプラスとなり、救急医療の崩壊に歯止めをかけようという第一歩だったが、東日本大震災からの復興やデフレの厳しい経済状況の中、医師の負担軽減は図られてきたのか。とりわけ、大病院の後方病院の二次救急がまだ十分改善されていないのではないか」と指摘。さらに、「長期療養に関する病院機能の分担、急性期、回復期、慢性期、在宅期などの流れの中で、もっと上手に機能分...