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市場拡大再算定、16成分、48品目が対象に

レポート 2012年1月25日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

中央社会保険医療協議会総会(会長:森田朗・東京大学大学院法学政治学研究科教授)で1月25日、医薬品の市場拡大再算定について議論、2012年度薬価改定では16成分、48銘柄を対象とすることを決定した(資料は、厚労省のホームページに掲載)。 対象成分は、セレコキシブ、ドネペジル、ガランタミン、プレガバリン、プレガバリン、ビソプロロール、ソラフェニブ、スニチニブ、バラシクロビル、ファムシクロビル、エポプロステート、ゾレドロン、ペメトレキシド、オキサリプラチン、ペバシズマブ、トリシズマブ。 市場拡大算定とは、薬価収載時の市場予測を大きく上回った医薬品について薬価を引き下げる制度。具体的には、(1)予想年間販売額が2倍以上、かつ年間販売額が150億円超、あるいは(2)予想年間販売額が10倍以上、かつ年間販売額が100億円超、などの要件に該当した医薬品が対象。(2)は2012年度改定から新規に導入された要件。 1月25日の中医協総会では、DPC制度の見直しについても了承(『大学本院に次ぐDPC「II群」、全国で80-90病院』を参照)。 後発品のある先発品、0.86%追加引き下げ 25日の総会では...