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日医会長選、森・京都府医師会長が立候補へ

スペシャル企画 2012年2月12日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

京都府医師会会長の森洋一氏は2月11日、京都府医師会会館で記者会見を開き、次期日本医師会会長選に立候補することを表明した。現日医会長の原中勝征氏も2月15日に立候補を表明する記者会見を予定しているほか、現日医副会長の横倉義武氏も、九州医師会連合会から出馬の要請を受けている。 森氏は前回2010年の会長選にも立候補(『「政権に左右されない日医を目指す」、森・京都府医師会長が日医会長選に立候補』を参照)。有効代議員総数356人のうち、2位の森氏は118票を獲得、原中氏の131票とは13票差だった。前会長である唐沢祥人氏は3位で、107票(『日医新会長に原中氏に当選も、「ねじれ執行部」に』を参照)。 森洋一氏は、「医療崩壊を防ぎ、国民の信頼に応えるためには、医師自らが意識を変えていかなえればならない」と訴える。 森氏は立候補の理由を、「社会保障や医療政策を議論し、提言していくのが日医の役割であり、その実現のために会長選挙に立候補した。前回の日医会長選挙当時は、民主党政権が誕生したばかりで、民主党政権に支持される原中氏、自民党の唐沢氏との間で、私は『政治に中立の立場は弱い』と指摘されたが、そう...