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原中日医会長、「もう一期やることが責務」

スペシャル企画 2012年2月15日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会会長の原中勝征氏は2月15日、東京都内のホテルで記者会見を開き、次期日医会長選挙に再選を目指し、立候補することを表明した。日医会長選に関しては、既に京都府医師会会長の森洋一氏が立候補を表明(『日医会長選、森・京都府医師会長が立候補へ』を参照)、2月17日には現日医副会長の横倉義武氏も会見を予定している。 再選に強い意欲を見せる、原中勝征・日医会長。 原中氏は、「この2年間で地域の医師会と協力して様々な成果を挙げられたと自負しているが、やり残したことがあるのでもう1期やり、それをぜひやり遂げることが日医会長の責務」と出馬の理由を説明。その上で、自らの実績として、2回連続でプラスになった診療報酬改定を挙げるとともに、今後の積み残した課題として、消費税の損税問題、医師法21条問題、TPP(環太平洋経済連携協定)などを挙げ、「日本中、どこでも等しく医療が受けられる環境づくりに努めたい。ぜひとももう一期やりたい」と決意を表明。 また日医副会長の横倉氏の立候補については、「正直、驚きを覚えたことは事実。彼が本当に私と対立して立候補したいかを考えると、地元からの推薦、彼自身が断っても断りき...