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日医会長選、横倉・日医副会長も立候補

スペシャル企画 2012年2月17日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会副会長の横倉義武氏は2月17日、東京都内で記者会見を開き、次期日医会長選挙への立候補を表明した。同会長選には、既に現職の日医会長の原中勝征氏、京都府医師会会長の森洋一氏が立候補を表明、今後、三つ巴の戦いが展開される(『原中日医会長、「もう一期やることが責務」』、『日医会長選、森・京都府医師会長が立候補へ』を参照)。横倉氏は、1月28日の九州医師会連合会常任委員会で横倉氏の推薦を決めており、その去就が注目されていた。 2月17日、東京都内のホテルで記者会見する日本医師会副会長の横倉義武氏。 横倉氏は立候補の理由を、「この2年間、原中会長に最も近い立場で、あるべき医療を考え、改善する努力をしてきた。原中会長はすばらしいリーダーで、民主党政権ともいい関係を作ってきた。また私は、2人の副会長や常任理事との融和にも心に砕き、一生懸命やってきた。日本の医療の充実、発展を目指し、さらにステップアップさせるために、会長選挙に立候補した」と説明。医療改革で一番重要なのは、地域の実情を反映させた取り組みであるとし、地域にふさわしい医療提供体制を「ボトムアップ」の形で提示し、国や自治体がそれを強固...