「医療者には心から感謝」「長期的視点の支援を」◆Vol.4
スペシャル企画
2012年3月3日 (土)
橋本佳子(m3.com編集長)
【被災3県から:全国の医療者へ】 岩手県 ・支援ありがとうございました。岩手は医療過疎地です。沿岸部だけでなく、他の地域も医療者不足で苦しんでいるところが多いです。寒いところですが、ぜひ岩手で仕事をしていただければと思います。よろしくお願いします(公立病院、30代) ・被災地に駆けつけてくれた多くの医療従事者には感謝する一方、支援の押し売りが横行した。頼まれもしないのに勝手にいろいろやられて混乱した。基本は、現地の医師が主であり、支援者はその支配下に入ってもらう方が、その後の医療を行うにせよ、やりやすい。1週間やそこらの援助は実はあまり不要。4月になって、1週間くらい、支援に来たと、カッコつけて来る医者は実は、システムを覚えたころには帰ってしまう。支援した気になってるが、はっきり言って、いないよりちょっといい程度。教える労力等々を考えると、少なくとも1カ月くらい、来てくれるような医師でないと、役に立たなかった。被災から約1年たった現在も援助をいただいている、中長期的な援助をしてもらえる、そんな医療機関からの援助はとても役に立っている(公立病院、30代) ・震災後、DMATなど対応は早か...
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