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「3人の候補に相違なし」は不本意、安達選対本部長

スペシャル企画 2012年3月18日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会会長選挙に出馬する、京都府医師会会長の森洋一氏の「日本医師会会長候補を支援する総決起集会」が3月18日、東京都内のホテルで開催された。都道府県医師会幹部をはじめ、全国から100人強が参加。 京都府医師会会長の森洋一氏は、国民の支持、信頼を得ることで、強い日医にすることを強調。 冒頭で挨拶した、選挙対策本部長を務める京都府医師会副会長の安達秀樹氏は、「3人の候補者に相違がない、と言われるのは不本意。日医改革の方向性は明らかに違う。また『青臭い』『理想主義』と批判されることがあるが、この6年間、森氏は京都府医師会会長として様々な対応をし、今の体制を築いた。全国でそれができないわけはない」と訴えた。日医会長選挙には、森氏のほか、現職日医会長の原中勝征氏、日医副会長の横倉義武氏が立候補を表明している。 さらに安達氏は、「過去の日医会長選挙のように、ある種のポストの提示も厭わないという選挙戦をやると、日医は分裂し、弱体化する。我々が望む政策論争を徹底的に避けているように見える。政策論で議論することは、日医の強化につながり、決して弱体化させることはない」と他候補を牽制しつつ、医療政策論議...