「組織内候補、争点にならず」、横倉・日医副会長
スペシャル企画
2012年3月18日 (日)
橋本佳子(m3.com編集長)
日本医師会会長選挙に出馬する、日医副会長の横倉義武氏は、3月18日の「日本医師会会長選挙候補総決起大会」後の記者会見で、「私は日本医師連盟が、(参議院議員選挙で)組織内候補を立てるべきと言ったことはない。したがって、この点は日医会長選挙の争点にはならない。原中氏がそう考えているなら、明確に否定しなければならない」と強調した。 再選を目指す、日医会長の原中勝征氏は、3月10日の記者会見で、横倉氏の立候補の背景には、組織内候補を立てる動きがあることを批判していた(『「地域のエゴを出していいのか」、原中日医会長』を参照)。この点の質問に対して、横倉氏はこう答えた。ただし、「4月以降、組織内候補を立てるかどうかは、日医連で議論されていくことになる。一部の県には、組織内候補を持つべき、という意見があるのも事実」と付け加え、選挙戦の争点にはならなくても、今後の議論次第では組織内候補を立てることはあり得るとした。 日医副会長の横倉義武氏は、「副会長では力不足。自分がトップに立ち、地域医療を守るという思いから立候補した」と説明。 また横倉氏に対しては、現職の日医副会長という立場ながら、現職会長に対抗し...
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