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日医新会長に横倉氏、「オール・ジャパンで取り組む」

スペシャル企画 2012年4月1日 (日)  橋本佳子(m3.com編集長)

4月1日に実施された日本医師会役員選挙で、現職日医副会長の横倉義武氏が、現職会長の原中勝征氏との決選投票の結果、28票差を付けて当選した。有効投票総数356票のうち、横倉氏は192票を獲得、原中氏は164票だった。 日医会長選挙は、有効投票総数の2分の1以上の獲得が条件であり、1回目の投票では、356票中、横倉氏が154票、原中氏が137票、京都府医師会会長の森洋一氏が65票という結果で、決選投票に至った。 日医役員選挙後の記者会見で、握手し合う日医執行部(左から、中川俊男副会長、横倉義武会長、羽生田俊副会長、今村聡副会長)。 横倉氏は副会長候補として、現職日医副会長の中川俊男氏、現職日医常任理事の今村聡氏、大阪府医師会副会長の松原謙二氏の3人を推薦していたが、当選したのは中川氏と今村氏で、松原氏は落選。現職日医副会長の羽生田俊氏が当選した。 当選後、記者会見に臨んだ横倉氏は、「今、本当に壊れかけている地域医療を建て直すため、強い日医を作り、オール・ジャパンで取り組む重要性を訴えてきた。それが代議員に理解されたことが、当選の一番の理由だろう」と挨拶。「選挙前には圧勝、という声もあった」...