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医学生向け情報誌『ドクタラーゼ』創刊、日医

レポート 2012年5月16日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会は5月16日の定例記者会見で、医学部学生向けの無料の情報誌『DOCTOR-ASE(ドクタラーゼ)』を4月25日に創刊したことを公表した。 年4回の発行で、創刊号は6万1000部。全国80の医学部・医科大学(5万1000部)、医学部進学率が高い31の高校(2500部)、医学部受験のための予備校3カ所、各医師会などを配布した。 『DOCTOR-ASE(ドクタラーゼ)』について説明する、今村聡・日医副会長。 日医副会長の今村聡氏は、創刊の理由を、「『DOCTOR-ASE』は、医学生がこれからの医療を考えるための情報誌。医学部のカリキュラムは膨大で、国家試験のための学習に偏っているのが現状。多様な考え方、価値感を持つ医師になるため、国際的な医療の担い手になるための情報に触れる機会を持ってもらうのが目的」と説明。今後は、日医からの一方的な情報発信だけではなく、医学生からの意見も吸い上げながら、編集していく方針だとした。 創刊号はA4判43ページ。日本医師会会長の横倉義武氏、全国医学部長病院長会議会長の森山寛氏の「創刊にあたって」のメッセージ、特集「臨床研修制度を考える」のほか、各種連載...