医科歯科大、100人超の学生集め説明会
レポート
2012年7月18日 (水)
星良孝(m3.com編集部)
臨床研修病院による医学生獲得の競争が終盤を迎えている。マッチングの登録締め切りは8月9日のため、初期臨床研修医を募集する大学病院や市中病院の願書締め切りが7月下旬にかけて集中。7月14日から16日にかけての3連休は、さながら「最後のお願い」。研修医の獲得を目指す大学病院や市中病院が院内説明会やイベントを舞台としてPRに力を入れた。 院内説明会の医科歯科 その一つが、東京医科歯科大学(以下、医科歯科大)。同大は毎年の臨床研修マッチングで上位に入る人気病院だ(『東大強し、研修先人気トップ、震災の影響は軽微か』を参照)。2012年7月14日に、医学部6年生を主な対象とした「第3回初期臨床研修プログラム説明会」を院内で開催した。 100人を超える医学生が集まる。実際の臨床風景をビデオで紹介。 事前の参加申し込みは123人で、6年生と既卒で6割程度を占め、残りが5年生以下。ほぼ全員が参加。「参加率は願書締め切りの直前だけに、2012年度の過去2回の説明会に比べて最も多い」と臨床教育研修センター長の田中雄二郎氏は話す。 説明会は土曜日にかかわらず、田中氏はもちろん、毎週の研修医向けセミナーを担当す...
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