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突合・縦覧点検での査定、半数弱が「受けた」◆Vol.3

医師調査 2012年7月24日 (火)  山田留奈(m3.com編集部)

2012年春より、レセプトの突合点検や縦覧点検が本格化している。m3.comでは、突合点検や縦覧点検によると思われる査定を受けたことがあるかどうか、診療所で勤務する医師を対象にアンケートを実施。回答者の半数弱が「受けた」と回答した。 Q4.今年の3月審査分以降で、突合点検、縦覧点検によると思われる査定を受けたことがありますか。 「突合点検」は、同一保険医療機関、患者、診療月の医科と調剤レセプトを照合する点検。「縦覧点検」は、同一保険医療機関、患者の当月請求分と過去複数月のレセプトを照合する点検。いずれも、社保では3月審査分、国保では5月審査分から全面展開された。 全448人の回答者のうち、56.5%は突合点検や縦覧点検によると思われる査定を受けたことは「ない」と回答。残りのうち、21.4%は「突点検合のみ受けた」、11.6%は「縦覧点検のみ受けた」、10.5%は「両方で受けた」と回答した。 エリア別に見ると、関東信越は査定を受けている割合が多く、中国四国では少ない傾向が見られた。どのエリアでも、突合点検で査定されることが多く、縦覧点検での査定は突合点検の半分弱という結果だった。突合点検...