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日医の綱領、来春までの作成目指す - 横倉義武・日本医師会会長に聞く◆Vol.1

インタビュー 2012年7月25日 (水)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会会長選挙で現職の原中勝征氏を破り、当選した横倉義武氏。「副会長と会長ではできることが100倍違う。スピード感を持って取り組む」と語っていた横倉会長は、直近の課題として消費税問題、TPP(環太平洋経済連携協定)への対応を挙げていたほか、4月の代議員会では日医の「綱領」作成などに言及していた。 果たして、当初掲げていた目標の進捗状況はどうか、特に力を入れていることは何か、会長に就任して新たに見えてきたことはあるのか――。横倉会長に会長就任から3カ月強すぎた今の思い、お考えをお聞きした(2012年7月13日にインタビュー。計4回の連載)。 ――まずこの3カ月強を振り返って率直な感想をお聞かせください。 4月3日以降(編集部注:4月1、2日の日医代議員会以降)、日本医師会を取り巻く様々な団体、個人、マスコミも含めて、人に会うのが仕事であることを痛感しています。 ――これまでの副会長時代も、いろいろなお立場の方にお会いしていたかと思います。 100倍くらい違いますね。 ――日医会長選挙の時に、先生は「会長と副会長では、やれることが100倍違う」とおっしゃっていました(『日医会長選、横倉...