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社会保障の給付一体化の検討提案 - 櫻井充・厚生労働副大臣に聞く

インタビュー 2012年10月19日 (金)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

10月に発足した野田第三次改造内閣で、医療・年金・介護担当の厚生労働副大臣に就任したのが、櫻井充氏。高齢社会を迎え、社会保障のニーズと給付費ともに増大、さまざま課題が山積する中、重責を担う。非常に多忙な日々を送る櫻井副大臣に、就任直後の感想などをお聞きした(2012年10月18日にインタビュー)。 ――副大臣に就任されて2週間強。ご自身の率直な感想と周囲の反応をお教えください。 もともと厚生行政に取り組みたいと考えていたので、非常に良かったと思っています。実際にやってみると、仕事の量も多く、課題も相当たくさんあります。これらをやっていくのは大変だと思う半面、 自分が担当している間にできるだけ多くの問題を解決したいと考えています。 各方面からの反応ですが、皆さんがものすごく期待されており、非常に喜んでくださっていることを感じています。 桜井充副大臣は、社会保障給付費の総枠をどのようにしていくかが重要課題だと考えているという。 ――課題が多い、とのことです。厚生労働省は管轄する業務の範囲が広い省庁ですが、その中でも特に重要課題と考えておられることは何でしょうか。 第一に、社会保障給付費の総...