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「医師会との関係修復する」と桜井副大臣

レポート 2012年11月2日 (金)  池田宏之(m3.com編集部)

第65回日本医師会設立記念医学大会が11月1日、都内で開かれ、あいさつのために出席した桜井充厚生労働副大臣が、「民主党が政権を取って以来、医師会との関係が必ずしも良かったとは思わない。就任に当たって(野田佳彦)首相に『医師会の関係を修復してほしい』と言われた」と就任の経緯を明らかにした。 「100%は期待に応えられない」とも断った桜井充厚労副大臣。 桜井副大臣は、厚労省の代表者としてのあいさつ文を読み終えた後で、突如、「自分の言葉であいさつしたい」と発言。地元の宮城県で、医師会に世話になっていることに謝意を述べた上で、十分に議論を重ねて、医師会との関係を作っていきたい」と話した。 ただ、厚労省の代表者としてのあいさつでは、日医が「国民皆保険制度維持の方針が消えた」として問題視している社会保障制度改革推進法に基づいて改革を進めることを明言し、個人としてのあいさつの中でも「100%医師会の要望に応えることはできない」とも断りを入れた。 医学大会では、在任6年を超えた都道府県医師会長2人と、地域医療の推進、看護師養成などで特に顕著な功績があった15人の会員に対して「日本医師会最高優功賞」、在...