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新薬15成分、22品目の薬価を了承

レポート 2012年11月14日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

厚生労働省の中央社会保険医療協議会総会(会長:森田朗・学習院大学法学部教授)が11月14日に開催され、新薬15成分、22品目の薬価を了承した(資料は、厚労省のホームページに掲載)。内訳は、内用薬8成分・13品目、注射薬4成分・6品目、外用薬3成分・3品目。薬価収載予定は2012年11月22日。 厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」(もしくは前身の未承認薬使用問題検討会議)で、「医療上の必要性が高い」と判断され、同省が企業に開発要請し、承認されたのは計3成分。スチリペントール(抗てんかん薬)、フェニル酪酸ナトリウム(代謝性医薬品)、メサドン塩酸塩(合成麻薬)だ。 近年、2型糖尿病の治療薬として新薬が相次いでいるDPP-4阻害薬としては、6番目としてアナグリプチンが薬価収載される。また、血圧降下剤であるイルベサルタンとアムロジピンの配合剤については、新医療用配合剤の特例が適用され、両薬ともに薬価収載から1年以上が経過していることから、新薬に適用される14日間の処方日数制限の対象外となる。 【2012年11月22日付けで薬価収載される新薬一覧】 ・スチリペントール(抗て...