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日医連「特定政党、支援しない」

スペシャル企画 2012年11月21日 (水)  池田宏之(m3.com編集部)

日本医師連盟は11月21日、12月の衆院議員選挙について会見し、横倉義武委員長は「特定の政党を支持はしない」と話し、候補者ごとに政策を見極めて推薦を出す方針を明らかにした。20日に開いた日本医師連盟常任執行委員会で確認した。 国民皆保険の維持などを、推薦に当たって重視する方針を示した日医連・横倉義武委員長。 日医連は、8月の時点で「特定の政党を応援しない」との方針について議論していた。日医連は、都道府県の医師連盟ごとに候補者と話をして政策協定を結んでもらう形で進める方針で、横倉氏は「原則として都道府県の医師連盟から来たら、日医連として認める」と話した。 重視する政策の2本柱として、横倉氏は「必要な時に適切な医療が行える国民医療」と「国民皆保険」の維持を挙げた。さらに、控除対象外消費税への対応と「医療の過度な営利化」についても、注視する考えを示した。その上で、TPP(環太平洋経済連携協定)について、「過度な営利化につながる危険性がある」との認識を示した。 また、医師資格を持った国会議員については、引退する公明党・坂口力氏以外の前職の6人について「全力で応援する」と発言。また。「医師である...