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横倉日医会長、「安倍政権支える」

レポート 2012年12月19日 (水)  池田宏之(m3.com編集部)

日本医師会長の横倉義武氏は、12月19日の記者会見で、安倍晋三総裁率いる自民党が圧勝した衆院選を振り返り、「(年末に誕生する)安倍新政権をしっかりと支えていきたい」と表明した。横倉氏が委員長を兼務する日本医師連盟は、来年夏の参院選で組織内候補を1人擁立した上で、自民党公認候補として選挙に臨む意向も明らかにした。 日本医師会会長の横倉義武氏は、組織内候補が過去の参院選で2連敗していることについて、「まとまりがなかった」と分析した。 日医連は今回の衆院選で257人を推薦し、223人が当選。「ほとんどが自民党の(公認)候補者」(横倉氏)だった。横倉氏は、安倍氏について、「医療行政に深い造詣を持っている」と期待を示した。安倍氏が「経済財政諮問会議の復活」に言及していることについては、「(小泉政権の)当時は新自由主義的な色合いが強かった。医療が過度の市場主義にさらされないように、しっかり主張していく」とし、以前安倍氏が首相を務めていた際に、社会保障費の自然増を毎年2200億円抑制する路線を引き継いだことに関しては、「(支出カットで)医療崩壊が起きた。安倍総裁はそれを良く理解している、単に機械的削...