1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. “医領解放”、ITで改革に挑む - 杉本真樹・神戸大学消化器内科特命講師に聞く ◆Vol.1

“医領解放”、ITで改革に挑む - 杉本真樹・神戸大学消化器内科特命講師に聞く ◆Vol.1

インタビュー 2013年1月9日 (水)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

ITを活用し、医療改革に取り組む有志で組織する、「Team医療3.0」。医療の各現場で活躍する医師らがメンバーで、“医領解放”がそのキャッチフレーズ。2012年には、スマートフォンやタブレット端末などの身近なITツールの医療現場での活用例をまとめた『ITが医療を変える 現場からの課題解決への提言』(アスキー・メディアワークス)を上梓した。 同書の編者を務めたのは、神戸大学大学院医学研究科消化器内科特命講師の杉本真樹氏。杉本氏は、OsiriX(オザイリクス) の開発者の一人として知られ、ITを駆使した医用画像活用の分野における第一人者。杉本氏にご自身の活動の過去、現在、未来をお聞きした(2012年12月12日にインタビュー。計3回の連載)。 杉本真樹氏に聞く Vol.1◆“医領解放”、ITで改革に挑む Vol.2◆iPhoneやiPadで情報を身近に Vol.3◆医療4.0を見据えて取り組む ――先生は2012年に各種の学会で、「3Dプリンターによる実物大実体胸腔鏡手術のシミュレーター」を発表されています。 キーワードが「可視化」から、2012年に「可触化」から変わったのです。IT業界で...